自動車教習所日記(21) [自動車教習所日記]
相も変わらず、あっちこっちへひたすら走り続けています。
右へ曲がり、左へ曲がり、信号待ちしてちょっとした坂道発進して…。
そんなある日。
何回か走った道を、いつもと同じように走っていました。
右折信号のある交差点の、右折ゾーンで待つことしばし。
信号も黄になり、前方からの車も大丈夫そうだし、
「今だ、行けぇっ」
という教官の声に反応して右折しようとしたら…。
前方の直進ゾーンを、猛スピードで走ってくる黒い車を発見。
このタイミングだと、確実に教習車の左横っ腹にぶつかられると思い、一瞬待ちました。
その車が交差点に入ったときに私の方の信号を見ると、右折矢印が点灯しているではないですか。
信号無視だよ、黒い車っ。
教官にも
「今のはこちらが曲がれるようになっていたんだが…。あの車は信号無視だな」
と注意を促されました。
ええ、ほんとはとっくに発進してなきゃいけないタイミングでしたものね。
他の教官の話でも、目の前で事故を目撃したり、相手の信号見落としで事故られたり…と、教習車に乗っていてもかなりスリリングなひと時を過ごせるようです(汗)。
教習中の事故っていいうのにも、遭遇したくないですね。
自動車教習所日記(19) [自動車教習所日記]
技能の時間の合間を縫うように、講義を受けて行っています。
…が、やはり眠くなります(汗)。
先日受けた講義で「舗装路と砂利道とどっちがすべりやすいか?」と聞かれました。
一瞬教官と目があったかと思うと、「にしさん」とさされてしまいました(笑)。
「えっと、砂利道」
と答えると、
「そうそう。僕らの年代以上だとそう答えるけど、若い子達は舗装路と答えちゃうんだよねぇ」
とのこと。え、どして?
「今はほとんど道路が舗装されてしまって、砂利道がないので走った事がないから」
…なのだそうです。
私の実家の近所も、ほとんど舗装されていたけどなあ…。
あ、明石公園の中で走ったことあるか(中の歩道の一部に、砂利が敷かれています)。
みなさんも、砂利道等等には、十分お気をつけ下さい。
自動車教習所日記(18) [自動車教習所日記]
第2段階に入ってすぐ、「応急救護」の講習が3時間あります。
神戸市と明石市に「市民救命士」というのがあって、講習を受けたいなあと思いつつついに行かず仕舞に終わっていたので、これはちょっといい機会と喜んで受講しに行きました。
教室に行ってみると、私のほかには女の子が一人だけ。…え?
先生も「いつもだったらもう少しいるのにな。ま、練習回数が多いからいいぞ」と言われるし(笑)。
初めに少し講義を受けて、いざ実習。
人工呼吸と心臓マッサージ用の人形君登場。
「まず怪我人に、『大丈夫ですか?』と肩の辺りを叩いて、意識があるかを確認する」
「返事がなかったら、息をしているかを確認」
「息をしていなかったら、心臓マッサージと人工呼吸を始める」
人工呼吸をするのに、今はマウスピースみたいな補助器を使ってするので、直接口とか肌に触れることがなくなりました(感染予防のためだとか)。
それを使って人工呼吸をするのですが、なかなか上手く息が入らず、OKランプがつきません。
あ、人工呼吸、心臓マッサージ共に、上手く出来たらOKサインのランプがともるのです。
しかし、実際に処置をしているときはそんな風に確認しながらなんて悠長なことをやっていられないので、どんどん先へ進むように言われました。
それが終わると、怪我の応急処置の方法を学びました。
止血方法で、指で押さえる方法と三角巾を使う方法を教わり、三角巾での止血を実際にやりました。
ある程度は知っていても、しっかりと教わると随分と違うものですね。
二人で交代で実習するので、十二分に練習できました(笑)。
できれば、習ったことを実際に使わないような世の中であってほしいものです。
自動車教習所日記(17) [自動車教習所日記]
普通乗用車の免許を取得すると、もれなく原動機付自転車の免許もついてくるので、原付講習というのもあります。
1時間講習で、1時間実技の連続2時間講習となります。
仮免を受かったときに原付講習の予約をするのですが、予約をしていた時間を1時間勘違いをして、学校から催促電話をもらってしまいました(大汗)。
当然その日の講習に間に合うわけもなく、次の講習を受けることになりました(泣)。
その日の午前に技能の授業を受けたときに、受付の方に時間確認したんですけどねぇ。
お互いに、何か聞き間違い、勘違いをしたみたいで…。
仕切りなおしの講習。
講義を受けて、初めにシミュレーションを使っての練習。
ゲームセンターのゲーム機に乗っているみたいで、面白かったです。
次に、実際に乗ってみます。
むかーし、職場の敷地内で職場用の原付を借りて練習したことがありましたが、機能的には当時とあまり変わっていないようでした。
ヘルメットを被って、座席に座って、エンジンを始動させて…。
他の教習生の後に続いて、ぱるぱるぱる…と走り出します。
いつものコースを原付で走ると、雰囲気が変わって見えるのも、楽しかったですね。
今回の教訓
時間確認は正確に(笑)。
自動車教習所日記(16) [自動車教習所日記]
とりあえず、ひたすら路上を走りまくります。
今日はI方面、明日はK方面…。
教官に「〇〇方面へ行きましょう。わかるね?」と言われるたび、
「すみません先生。私つい最近引越してきたばかりなんです云々…」
の繰り返し(笑)。
そのつど、「どこから?〇〇(相方の会社の別の支店のあるところ)?」
と聞かれ、「いえ、私は神戸方面から…(以下同文(笑))」
先生、話し掛けて下さるのはいいのですが、話の合間に
「あ、次の信号を右ね」
と言うのはやめてほしいなぁ…。
(この辺の地理に疎いんですってば)
***梅雨入りしたから紫陽花柄のスキンでも…と思ったらなかったので、「紫色」にしてみました。***
自動車教習所日記(15) [自動車教習所日記]
2段階2時間目から、いよいよ路上教習です。
MT車の人でも、この時間はAT車で外へ出るそうです(内心ほっとしてたりして(笑))。
教習車に乗ってすぐに「今日はH公園方面へ行きましょう」と教官に言われて、ドキッ。
そういえば、私はまだこの辺の地理をほとんど把握していないんだった…(汗)。
即「すみません、私ここへ引越ししてきたばかりなので、地理が全然わかりません」と申請。
「あ、そーなんだ。ご主人の転勤で?」
「…いえ、結婚したばかりなんです」
「あ、そう。じゃあ、わからないよね~。で、どこから来たの?」
「神戸方面からです」
「神戸っていうと、地震は大丈夫だったの?」
「実家は半壊でした」
「それは大変だったね」
…という会話が、これから路上に出る度何回か(早い話が先生が変わるたび)、繰り返されました(笑)。
「道順は、その信号を左折とかその都度説明するから大丈夫だよ」
「…はい、お願いします」
でも、道を知っていないと、やはりむずかしいですね。
どきどきしながら運転するわけですから(笑)。
とりあえずは、初日はただひたすらまっすぐの道を走って、Uターンして帰ってきました。
最高速度60キロの道だったので、速度にびびりながらカチコチになってハンドルを握ってました。
次からはMT車。どうなりますやら…(汗)。
自動車教習所日記14 [自動車教習所日記]
さて、いよいよ第2段階です(現在は第1段階で教習所内、第2段階で路上教習をするそうです)。
とはいえ、初めの1時間は教習所でエンジンオイル等の点検の仕方と、縦列駐車の練習をやりました。
教官は、例のサモ・ハン先生(←私の中で、彼はこう定着してしまいました(笑))。
彼は開口一番、「なかなか技能で会わないねぇ」
「そうですねぇ、お会いしませんねぇ(笑)」
結構多趣味だと他の教官から聞いていたので、その話をしてみると
「誰がそんなことを?」
「私の時計の話から、Y先生から伺いましたよ」といいつつ腕時計を見せると…。
「お、変わった形だねぇ。自動巻?…え、高校の入学祝いでもらった?年期が入ってるねぇ」
…と、やっぱり食いついてきました(笑)。
肝心の点検の仕方は、一応きちんと教わりましたが、私の頭が理解していない気配です(汗)。
「とりあえずは、こことこれとあの分のオイルとかが減っていないかを、確認しておけばいいから」
あ、そーなんですね(内心ほっ)。
次に縦列駐車。
止めようと思うスペースに障害となる物が無いかを確認してから通り過ぎる。
ちょうど良い加減の所までバックして、左へめいっぱいハンドルを切る。
窓から顔を出して車のサイドの延長線が止めようと思う場所の向こうの角に来たらハンドルを元に戻す。
そのままバックして、後輪タイヤが止めたいスペースの中へ入ったらめいっぱいハンドルを右に切る。
車の前後が他の車とかに当たらないよう確認をしながら、車体が平行になるまでそのままバック。
で、縦列完了。
なんとかできました~♪
これって、クランクとかより楽な気がしたのは、私の気のせいでしょうか…?
修検(自動車教習所日記(13)) [自動車教習所日記]
なんとか見きわめも終えて、無事修検とあいなりました。
先に検定を受ける人の後部座席に乗って、人の運転を見ながら自分の番を待つわけですが。
これが緊張度を、どんどん上げているような気がしないでもありません。
さて、私の番。
いくつか走るコースがあるようですが、道順は全然覚えていません(汗)。
と、見きわめの時に教官に尋ねたら、「大丈夫、どう走るかは教えるから」とのこと。
発着点からの出発とクラッチの変換、S字にクランク、踏切、信号、坂道、見通しの悪い交差点の曲がり方、等々…。
クランクの時、危うくポールに当たりそうになったので、冷や汗モノでした。
年齢制限?(自動車教習所日記12) [自動車教習所日記]
あと少しで「見きわめ」というところになって、以前「猫みたいにちょろちょろしないっ」と言った教官にあたりました。
この頃になると何人かの教官は私が慣れてきていると思ってか、色々な雑談をしてくれます。
その教官も話してみると、意外と(失礼(笑))優しい感じでした。
しかし、内容はちょっと怖い話だったりして…(汗)。ということで、「続きを読む」にしてみました。