「ホビット～決戦のゆくえ～」

「ホビット～決戦のゆくえ～」

2015年公開だと思っていたら、１２月だったので危うく見逃すところでした

（テレビの予告編を運よく見られてよかった）

スマウグ（竜）が、棲家のはなれ山に近い湖の街を襲撃に行くところから物語は続きます。

楽しそうに街を燃やしているように見えるので、余計ににくったらしいくらい。

結果として、バルドに黒矢で急所を射抜かれてしまうのですが。

矢が当たるとわかっていても、ドキドキしてしまいます。

竜が倒されたとわかった途端、トーリン・オーケンシールドが金に固執し始めていく。

ドワーフといえど、黄金の魔力に負けてしまうとは。

お祖父さんみたいにはならない、と言っていたのに。

そして、ドワーフ対エルフ＆人間との戦いが始まる。

同時進行として。

闇にとらわれていたガンダルフを、ガラドリエル様達が救出するのですが。

その時のガラドリエル様の表情の怖かったこと(><)。

エルフでも最年長クラスのお方ですから、怒らせると怖いということですかね。

あと、壮観だったのが、戦闘シーン。

ドワーフ達の戦闘シーンでは、エルフ軍の統制のとれた動きが感動ものでした。

オークの軍勢が現れた時、エルフとドワーフは別々に動いているかと思いきや。

見事に連携がとれていたのには、驚きました。

よくもまあ、これだけ凄い戦闘シーンを撮れたなぁ、と思いました。

ドワーフ達がかなり危うくなった時、ビヨルン達が応援に来てくれて立場が逆転。

ほとんどのオークが倒されました。

ラスト、トーリンとアゾグの一騎打ちで、一度はトーリンが勝ったと思ったのですが。

氷の下に落ちたアゾグが反撃に出て、相撃ちとなってしまいます。

氷の上から退くんだ、と何回も心の中で叫んでいたのですが、私。

（届くわけないって）

中つ国はしばらく平穏な時を過ごすことになります。

ビルボもホビット庄に戻り、（一応）平和な時を重ねます。

本当のラストに、歳を重ねたビルボとガンダルフが再会するのですけど。

指輪物語に続く感じに終わったので、また観たくなりました。