茂山狂言 [舞台の事]
先日、今住んでいるところの文化会館に「茂山狂言会」が来てくれました♪
実家にいた頃は、毎月のように狂言を観に行ってましたっけf^_^;。
神戸、大阪、京都で上演されるものは、行ける限り通ってました(笑)。
こちらに来たら、東京へは微妙に遠い距離。
高速バスの最終が早いので(電車の終電はもっと早い)、なかなか観に行けませんでした。
去年、私がこちらへ来てから初めて茂山さんの方から来てくださって(笑)。
2年連続来てくださったので、行ってきました。
今年の演目は
「二人袴」 舅:茂山あきら、太郎冠者:増田浩紀、兄:茂山 茂、弟:茂山童司
「千鳥」 主:増田浩紀、太郎冠者:茂山あきら、酒屋:茂山千三郎
「神鳴(かみなり)」 医師:丸石やすし、雷:茂山千五郎
それと、「笑ってみようよ狂言」という解説が上演前にありました。
解説はお弟子さんの丸石やすしさんがされるのですけど、おもしろく解説してくださるんです。
狂言をよく観ている私でも、解説だけで笑ってしまうくらい。
本当は千之丞さんがいらっしゃるはずでしたが、体調不良とかで甥である千三郎さんが演じられました。
終演後、気になったのでメールで問い合わせたところ、
「ちょっと体調不良でしたので、高齢でもあるので見合わせました。
本人は舞台に上がる気満々でした」
という内容のお返事をいただいて、ちょっとだけほっとしました。
「神鳴」だけ観たことがなかったのですが、当主千五郎さんのすごさを改めて感じました。
雷の神様を演じられたのですが、面をつけているのに声がはっきりと聞こえたのです。
普段から狂言の舞台では、マイクを着けずに地声(狂言用の)で台詞を言うのですけどね。
普通、お面をつけたら声がこもるはずなんですよ。
なのに、千五郎さんの声ははっきりと聞き取れた。
さすが、十三代目当主o(^o^)o
他の番組も何度か観たものもありますが、そこは演者が変わると芝居も変わるので楽しかったです。
相方も、
「時々何を言ってるのかわからないけど、おもしろかった」
と言ってくれたので、また一緒に行きたいです。
(という私も、古い言い回しはわからないとこあるんだけどねf^_^;)
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